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落語が大好きな私が、特に好きな話に「時蕎麦」という話がある。
話の内容は、落語好きなら有名な話で、勘定をごまかすのを「時蕎麦詐欺」というくらい有名なはなしです。
落語の本でその「時蕎麦」を読んでいたときの枕(本題に入る前にする小話)に、人の好みというものは、色々あって理解できないという話があった。
刺身には、普通醤油だが、自分はジャムを付けて食べてみたいだとか、他人には理解できない好みの話がおもしろおかしく描かれていた。

さて、本題はACミランのオフィシャルワインです。
これは弊社が契約している名門の醸造所、イタリアスクリマリオ社が作っている物で、ミランのオフィシャルマークが入っており(版権はワーナーブラザースが持っている)、公式なACミランのワインであるという認定がしてあります。

ワインは、赤がモンフェラートロッソ(バルベラ、メルロー、ネッビオーロなどの混醸)の辛口
白がシャルドネの辛口、
スパークリング(ピノ・ノアール、シャルドネ、モスカートも入ってるかも?)の中甘口
の3種類です。確かに中身はそこそこ良いですが・・・

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3月の展示会で出品したところ、未だ品物が届いていないこともあって、見本を見ることが出来るだけで味見は一切出来ないにもかかわらず、20代後半から30代の男性が、「ミランのワインなら是非欲しい!」と次々に予約をいれていった。
でも、このワイン、弊社の規定の一種類6本単位で購入すると10万円以上になるんです。
でも、平気で3種類買う人が結構居るんです。ファンなら最低でも、1種類は予約していきます。
赤5600円、白5200円、スパークリングは6500円です。
私なんか絶対買わないなあって思いますが、これがゴジラとかウルトラマンの公式ワインなら、買わないとは言わないでしょう!というより絶対買います!
これが嗜好の違いって物なんでしょうね。
沢山のミランサポーターに買ってもらえるとウレシイです。
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2008年04月23日 23:49 | ワイン | コメント:0 | Top↑
スーザンさんから「ワインに添加されている亜硫酸塩は必要なの?」というコメントを頂いたので、記事にすることにしました。
スーザンさん、ヒントをありがとうございました。

亜硫酸塩は、非常に古くから使われてきた酸化防止剤です。
初めはドライフルーツの見た目(特に色)をきれいに保つために使用されていました。

ワインに関しては、もともと、ぶどうは非常に傷みやすいので、収穫から運搬し、醸造するまでに傷むのを防ぐために使われてきました。
殺菌作用もあるので、腐敗菌や有害物質からワイン作りを助けるものとして、重要な物質です。
この段階で加えた亜硫酸塩は、発酵の過程でほとんどが蒸発してしまいます。

現在では、ワイン中に残った糖分によって酵母が再発酵を起こし劣化するのを防ぐため、発酵過程やビン詰めの時点でも使われます。
量は非常に少なく、多くても25?35ppm程度です。
甘口ワインだと、ワイン中の糖分が多く、再発酵を起こしやすいので、少し多めの50?60ppm程度の亜硫酸塩が添加されていますが、この量は亜硫酸塩に過敏な人にとっても危険な数値ではありません。

食品衛生法上は、ワイン中に0.035%までと規制されていますが、実際にはその10分の1以下しか含まれません。
動物実験では、体重50キロの人間が毎日75本のワインを2年間毎日飲み続けても全く悪影響の出ないことが確認されています。
言い換えると、毎日1本飲んで150年、2本だと75年という数字になります。(飲み過ぎ注意(ーー;))。
なお、ワインをあけてグラスに注ぐと、たいていは気化してしまいます。ちょっとグラスを回せば、ほとんど飛んでしまうので、気になる方はやってみるといいでしょう。

ちなみに、ドライフルーツは10000ppmまで許可されています(!)。
ドライフルーツ食べるのが怖くなっちゃいましたが、これでも安全圏と認められています。
ワインの亜硫酸塩がいかに微量かおわかりでしょう。
つまり、ドライフルーツを食べて平気な人は、ワインの亜硫酸塩で害が出ることはないと言うことです。

亜硫酸塩を全く使わないと、過度の酸化によって、ぶどうの果実味が失われ、味が非常に悪くなります。
ワインはビン詰めした後でも熟成(ゆるやかな酸化)が起こっています。この「ゆるやかな酸化」を助けるのも亜硫酸塩の働きです。
亜硫酸塩は「酸化防止剤」なので、急激な酸化を抑制します。その結果、「ゆっくり何十年も熟成したワイン」の存在が可能なのです。
亜硫酸塩を全く入れないでワインを作ると、非常に劣化が早いので、特別な製造法・輸送法・保存法が必要となります。

10ppm以下だと無添加と表示できる国もあるので、無添加ワインと言っても、全く使ってないわけではないのです。
本当に無添加なら製品にならないか、なっても半分ジュースのような早飲みタイプか、すごい手間がかかるのでバカ高くなるかです。
往々にして、無添加ワインは「無添加」を売り物にしているので、味はイマイチのものが少なくありません。
また、亜硫酸塩には植物に含まれるビタミンAやCを保つ働きもあります。

世界で最も厳しい基準の無農薬有機栽培(バイオダイナミックス)でワインを生産しているアメリカの団体や、有機農法ワインの生産者団体でも、亜硫酸塩の使用だけは認めています。
これは、亜硫酸塩が人類最古の最も安全な防腐剤であることを知っているからです。

さてここで、ワインの裏をよく見ると、亜硫酸塩の他に「ソルビン酸(保存料)」または「ソルビン酸K」と書いてあるのがあります。
この両者は同じもので、ソルビン酸Kとは「ソルビン酸カリウム」の略です。
それが書いてあったら、100%インチキワインです。買うのをやめましょう。

ソルビン酸は、劣悪な環境で作られたワインが、雑菌により腐敗したり糖分が再発酵を起こしたりするのを防ぐために使われます。
まともなワインには決して入れません。
ビン詰め段階でのみ入れられるもので、大量生産のワインにもよく見られます。

亜硫酸塩で十分保存性があるにもかかわらず、さらにソルビン酸を入れるということは、それなりの理由があるからです。
最初は使っていなかったのに、有名になり売れるようになると、大量に生産するために、質の悪いワインを混ぜて量を増やし、ソルビン酸を入れて腐らないようにごまかします。
味も当然悪くなります。(○ントリーのマ○ンナとか)

ソルビン酸は、毒性としては亜硫酸塩と同程度のものですが、これの怖いところは、他の添加物と一緒に食べると、強い発ガン性物質に変わるという点です。
とくに、ハムや練り物製品などに使われる発色剤「亜硝酸塩(ワインの亜硫酸塩とは違います)」と一緒に摂ると、最強の発ガン物質となります。
ソルビン酸は非常に多くの食品に使われていますので、注意が必要です。
亜硝酸塩入りのハムをつまみに、ソルビン酸入りのワインを一杯・・・なんてやっていると、あとあととんでもないことになりますよ(←たけし風)。

ちなみに、甘味料の「ソルビット」と「ソルビン酸」は全く違うものです。
「ソルビット」は、りんごの蜜などの甘味成分で、過剰に摂取すると下痢するくらいの副作用しかなく、毒性はありません。

ワインを買うときは、裏の表示をよく見て下さいね。
2006年08月13日 01:16 | ワイン | コメント:4 | トラックバック:0 | Top↑
 赤ワインって・・・
話せば長いお話です。
先日お得意先にフランスの赤ワインを売ったのですが。
それは、前から2003年の赤ワインで、良い物が入ったら買いたいって人が居るので紹介してくれって頼まれていた物でした。

そのワインは、2003年産、サン・テミリオンのワインで。
テイスティングの結果は、
色は赤紫で、向こうが見えないほど濃い。香りはきゃらぶきのような若い草、少しヨーグルトっぽい樽香。
厚みは中の上、口に含むと、甘みとまだこなれていないタンニンが広がる。もう少し置いたほうが美味しいなって印象でした。
メルローの特徴が良く出ているし、太陽をいっぱいに浴びた果実味も十分にある。結構美味しいかも!

なのだが・・・。お届け先の方の好みを聞いてみると、ワインはほとんど飲んだことがなく、
2003年のボルドーやブルゴーニュがすごく美味しいって聞かされて、「そんなに美味しいのなら、一度試しに飲んでやろう」と思って探していたというのがわかりました。

そういう人にこのワインは合わないかもって思った私は、注文された酒屋さんに、「それならドイツワインの方が美味しく飲めるんじゃないですか?2003年はドイツも最高に良かったし」って言ったのですが、お客様の希望ってことで、そのまま赤ワインを送ることになりました。

売れたのは良いけど、少し暗い気分になっちゃっいました。
赤ワインを美味しいと思って飲める日本人は、30?40%しか居ません。全国に4万人以上の顧客を持ってるので、売れてるワインの割合見れば分かります。
特に初めての人に赤ワインは、絶対って言って良いくらいまずいって言われます。
単に慣れてないってだけなんですが、でもそれがワイン嫌いの原因にもなっています。
その人が買ったワインは、初めての人には到底美味しいとは思えない味だと思います。
その方がワイン嫌いになっちゃったら、悲しいなって思いました。

10年くらい前の展示会で、全然知らないおばちゃんが、全く関係ない私たちのブースに怒鳴り込んで来たことがありました。
おばちゃんの言うことには、「向こうでワインの学校がワイン教室みたいなのをやっていたから聞いていたら、先生が1982年の赤ワインは美味しいから絶対買いです!って言っていたので買って飲んだら、渋い、酸っぱい、苦い、まずくて飲めたもんじゃない!この責任どうしてくれるのよ!」って、「我が社とは関係ないんですけど」っていっても、ワイン売ってる会社はみんな同じでインチキだって言われちゃいました。しかも、そのワイン学校は私の出身校でもあったので、ちょっと責任感じて、少し質問してから、色々説明してあげました。

私:「貴女はこれまでに赤ワイン飲んだことないんじゃないですか?」
おばちゃん:「ないわよ!どんなのが美味しいかわかんないから、ワイン教室で美味しいって聞いて買ったのよ!」「それがこんなにまずくてどうしようもなくて、だまされたって思ってどこでも良いから怒鳴り込んだのよ!」(とても理不尽な話です)
私:「美味しいって言っても好みがあります、貴女の口には合わなかっただけかもしれないでしょう?82年は良いワインですが、好みに合わなければ、まずいって言う人も沢山ますよ。特に赤ワインは日本人の口には合わないんです!」って言ってドイツの白ワイン飲ませてあげました。

おばちゃん:「美味しいじゃない!82年じゃないけど美味しいわね」
私:「日本人が赤ワインを美味しいって思えるようになるためには、訓練が必要なんです。普通の味覚を持った日本人にはドイツワインが合いますよ。」
おばちゃん:「そうなの?じゃあ、口に合わないワイン買っちゃったんだね、これを紹介してくれたらよかったのに」ってお礼も言わずに行っちゃいました。

日本人でワインが嫌いって人は、ほとんどフランスの赤ワインか辛口白ワイン飲んだ人です。
赤ワインを初めて飲んで美味しいって思った人に、これまでに数人しか会ったことがありません。
後は全員「ウゲッ」でした。

赤ワインが大好きな私たち夫婦は、これを知らなかったために沢山のワイン嫌いを作っちゃいました(反省)
妹夫婦が九州から遊びに来たときも、フレンチをごちそうするって事で行きつけのレストランで、ブルゴーニュの赤ワイン(高かった、ジュブレ・シャンベルタンだったかな)頼んじゃいました。
美味しいって喜んでいたのは私たちだけで、妹夫婦は一口くらいしか飲めなかったみたいです。(ごめんね)あとで、ドイツの甘口ワインを送りました(罪滅ぼし)

それと、赤ワイン好きは何故か集中する事があるので、周りの友達はみんな赤ワイン好きって言う人が多いんです。
10人いる友達全員が赤ワイン好きだよって言う人結構いますが、その周りの人々の70人くらいは赤ワインだめって言うのを知りません。
そのために、知らない人に赤ワイン飲ませて相手にいやな思いさせたりします。
私も、ワインの仕事してるから知った訳で、普通に生活していたら分からなかった事です。
だから逆に、赤ワイン嫌いって人には、「これはまずいんじゃないんです。貴女のお口に合わないだけでなんです。フランスやイタリアの人は、これを美味しいって言う味覚を持っている人達だし、彼らの文化なので、まずいって言わないでくださいね」ってお願いしています。

とにかく、ワイン送った先の反応が心配です。
2006年05月20日 18:39 | ワイン | コメント:3 | トラックバック:0 | Top↑
 赤ワインのリゾット
美味しい赤ワインが手に入ったら、飲む分を少しもらって赤ワインのリゾットを作ってみましょう。
分量は大体3?4人分です。人数で調節してくださいね。

材料:米2合、赤ワイン250cc、にんにく1かけ、玉葱中2分の1バター20g、
   パルメザンチーズ好きなだけ、300ccのお湯に固形ブイヨンを溶かしたもの。

作り方:オリーブオイル大さじ1でみじん切りにしたにんにくと玉葱を炒め、
火が通ったら、米(洗わないで良いです)を入れて透き通るまで炒める。
    それに赤ワイン200ccを入れてアルコールを飛ばし、
    水分がなくなってきたら、ブイヨンを少しずつ加えながら中火で好みの硬さに炊き上げる。
    パルメザンチーズとバターを混ぜこんで塩胡椒で味を調える。
    残りのワイン50ccを加えて香りをつける。

参考
2月に冬期オリンピックが行われた、トリノのあるピエモンテ州では、その州の最高級ワインでありイタリアを代表する赤ワイン、バローロで作ったリゾットが名物料理だそうです。
白ワインを使うと、また違った風味で味わえます。イチゴなどのフルーツを入れてデザート感覚で食べても美味しいですよ。
2006年05月14日 23:24 | ワイン | コメント:2 | トラックバック:0 | Top↑
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バルベラダスティ・スペリオーレ、イタリア、ピエモンテ州、デッツィアーニ社、赤、2003年,
ラベルは、月と星って題名で、三日月の上に星が3っつ輝いているメルヘンチックなラベルです。

外観は非常に濃くて向こうが見えない、縁の色は鮮やかな赤紫。

香りは、杏や桃缶、ベリー系の香り、ハッカやセージなどのすっとする香り。粉っぽい香りは樽からくる物か?

厚みは中の上、甘み、渋み、酸味の順番でくるが、酸は柔らかい、というより少し弱め。
2003の年ヨーロッパは高温で乾燥していて、3万人ほどの熱死者を出した。
今世紀最高のヴィンテージという賞賛と、熟すぎて糖度は以上に上がったが、酸が弱く短命との指摘もある。私の鑑定では6?8年かな?
ワインの命は酸と甘みのバランスって学校では習った。(シャンソンにたとえられるって、オヤジギャグ好きな先生が言っていた)酸と甘み(サントアマミだそうです、たぶん越路吹雪の唄ってた曲)
バルベラっぽくないけど、インパクトのある味です。(たぶんカベルネ・ソーヴィニオンが入ってるな)
まだ、歴史の浅い会社が作ったワインなので、普通のバルベラより、目立つ作り方をしています。今後をを期待したい味です。
3400円。
2006年05月13日 00:39 | ワイン | コメント:3 | トラックバック:0 | Top↑
今日2種類のワインを飲み比べました。いずれも抜栓後4日目のワインです。
火曜日に抜栓して一度テイステイングしたものですが、変化をみるために4日待ってみました。

★サーロ・エローロ・パキーノ2004 
生産者:ルディーニ家 
生産地:イタリア、シチリア島
葡萄品種:ネーロ・ダヴォラ
ランク:DOC

500年続く名門ルディーニ家で、特別に醸造されたスーパーシチリアワイン。

感想:
シチリアの太陽をいっぱいに浴びた、フルーティーな甘みとコク。
初日より、タンニンがまろやかで平坦になった感じ。 
それなりにうまい。
飲み頃は2010?2015年くらいか(又は抜栓4日後)
         

★タントラ2001 
生産者:スクリマリオ社 
生産地:イタリア、ピエモンテ州
葡萄品種:バルベラ、カベルネ・ソーヴィニオン
ランク:DOC

初ヴィンテージは1998年、99年物は2002年ロンドンで行われたインターナショナルワインチャレンジで、10237本の中から最優秀賞(トロフィー)を受賞した唯一のイタリアワイン。
タントラとは、密教用語で二つの物を融合させ、さらに上の位に行くという意味。
この場合、上記の二つの葡萄品種を世界で初めて混醸して作られたことより名付けられた。

感想:
初日から4日経っても変化が少ない(つまり寿命が長いということ)。
歯茎の裏にギシギシ来るタンニンは少しまろやかになったが、
豊かな甘みと、その後にくるさわやかな酸味のバランスが良い。
樽の香りと、ミントのような香り。旨い!
最低でも15年は持ちそう。


2006年04月21日 22:37 | ワイン | コメント:1 | トラックバック:0 | Top↑
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