8月22日、今日の午後には帰る事になっている。荷物もまとめてあるし、特にすること無かったのだが。
朝、妹の旦那さんから電話があって、港に魚をとりにきてくれというので漁港まで行くことになった。

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家族総出で捕ってきたばかりの魚を仕分けしている。そういえば子供の頃、何度も見たことあったっけ。でもこんなに近くで見るのは初めてだ。
色んな魚が細かく仕分けされていく。これを隣接する市場で競りにかけて貰うのだ。
30センチほどの小振りなサバ。手に持っても、尻尾までまっすぐで身がしまっている。
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そのサバ!新鮮だから刺身で食べられる。しめさばとは違う本当のサバの味がする。
東京に行って以来、30年以上も食べられなかった故郷の味。引き締まったサバ身の歯ごたえが良い!旨い!旨すぎる!
右の隅っこには鰯の刺身、新鮮で美味しいがサバの引き立て役にしかならない。
これが朝ご飯。

貧乏だった少年時代には、毎日のように安いサバの刺身が食卓に上がった。
この写真のように綺麗に盛られた物ではなく、山盛りに積み上げられたサバの刺身を食卓の真ん中に置き、みんなでつついたものだ。
時々それが鰺や鰯になったが、圧倒的にサバが多かった。多分安かったのだろう。
でも、このサバの味が今でも忘れられないくらい美味かった!
最近関サバとか高級品として高く売られているが、コストパフォーマンスも味もこちらの方が上だと信じている(ただだもんね)
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朝ご飯を食べ終わった頃、妹が白菜と挽肉、ニラなどを持ってやってきた。
お母さんの作る餃子が美味しくないから、お兄ちゃんが作って!という妹のリクエストで、置き土産代わりに餃子を作ることになった。
母は面倒くさがりなので(年のせいもあります)材料をフードプロセッサーでドロドロにしてしまう。

餃子の具は手で刻まないと美味しくない。白菜一株を丁寧に細かく刻む。これだけで1時間くらいかかる。キャベツを使うと歯触りが悪いから、白菜を買ってくるように妹に頼んでおいたのだ。

妹の家は大家族だから食べる量も半端じゃない。100個位は作らないと足りないらしい。
刻んだ白菜を塩もみして絞る。しんなりさせることで歯触りが良くなるのと白菜の味が凝縮される。

この作業で、餃子作りの半分以上が終了する。
後は刻んだニラ、ニンニクショウガのすり下ろし、塩胡椒、ごま油、少量の砂糖を加えて混ぜれば具の完成だ!

それをみんなで皮に包む、おしゃべりしながら、作る人によって大きさの違いや上手い下手もあるが、気にしないで好きにやる。それが楽しいのだ。
妹からは、「お兄ちゃんは昔の話ししかしないじゃん!」といわれる。
19の時に大学で東京に行ってしまった私の記憶は、その頃から余り進んでいないからだろう。妹の記憶は幼稚園から高校生の時のままだ。
妹の息子3人(個性が全然違っていて面白い)もやってきてにぎやかだった。
阿久根のおじさん(私の弟)に似てるって甥達が言う。当たり前だが気に入らないかも?
対人恐怖症の弟はついに姿を現さなかった。困った奴だ。

餃子が完成すると妹達も帰り、私たちも帰る準備に入った。
おみやげに作ってもらった煮干し(下の写真)がぎりぎり干し上がったのを袋に詰め。ウルメイワシの干物を大量にくれた。小さな発泡スチロールの箱に詰めるだけ詰めて持っていくことにした。
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そして、出水駅まで30分ほどかけて来るまで送ってもらい。
両親は、そこで帰って行った。見送るのは面倒なのでというのが理由だ。あっさりしてるのが家の特徴です。

また同じ道を逆に通って、翌朝9時45分頃東京新宿西口に到着。
短いけど楽しい旅でした。今度はいついけるのかなあ?

                              終わり

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